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2010年04月 アーカイブ

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母性意識の深まり

母親が自分の母乳を子供に与えること、つまり母乳授乳を通して育児を行うことは、単に栄養学的な面ばかりでなく、母と子にとって心理的なきずなを深める意義があります。

『人間』として、子供を育てるうえで大変重要なことです。

また、母乳での育児を通して、子供の母親に対する愛着(アタッチメント)がごく自然に成立するようです。

すなわち、子供は、母親の胸に抱かれたとき、授乳者の鼓動が、母体内にいるとき経験した振動と同じものであることを知り、授乳者の肌のぬくもりに接して、精神的な安定を得るのです。

一方母親は、児の吸畷反射による哺乳から、児を得た実感を肌で再認識するとともに、児の生命力をしみじみと感じるのです。

こうした肉体的な接触を繰り返すことによって、母と子の精神的なきずなが深まってゆくようです。

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肌と肌との触れ合い

最近では、出産直後の児をその母親に抱かせることがあります。

母親は分娩の無事終了を肌で感じ、分娩経過中の自身の努力の成果を確認します。

児もまた母親に接して哺乳を繰り返すことによって、自己以外のものを知るようになります。

これが『集団欲』の始まり。

この新生児の集団欲は、『たくましく生きてゆく』ための最初のものであると言われています。

赤ん坊の集団欲をかなえる最も基本的・効果的な手段を、皮膚・粘膜の接触(スキンシップ)に求めています。

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